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女子野球 合田智子選手「違う世界を見て、学んでいきたい」

SSKリレーションズの自己分析ツール「じぶん発見」。80個の質問に答えていくと、性格や能力が見える化され、リクルートがスムーズに進められるように。ここでは、アスリートに自己分析をしてもらい、アスリートがどういう風に考え、行動しているかを浮き彫りに。インタビュー第5回目は、女子野球の合田智子選手。

分析結果

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海外でプレーする楽しみ

高校卒業後、社会人ソフトボールを経て、スキーのインストラクターなどをしていたが、10年のブランクを経て、2010年にスタートした日本女子プロ野球リーグで現役復帰。京都アストドリームス(現・京都フローラ)で2シーズンプレーした後は、アメリカや台湾、オランダ、ニュージーランドなど海外でプレーを続けてきた。

「ブランクを経て野球を始めたときは、やりたくてやりたくてって感じではなかったんです。女子プロ野球も楽しめなかったし、競技人生も終わりだと思った。でも、『このままだと後悔するよ』と言われ、日本生命野球部の練習に参加させてもらったんです。そこで野球の楽しさを実感して、まだまだ野球を知らないんだな、と野球の原点であるベースボールの国アメリカへ行くことを決めました。それこそハローしか知らないような状況だったのですが」と振り返る。

「国によって文化や人も違います。文化を学んだり、人柄を見てみたいんですよね。リーグに入って、生活して、コミュニケーションして、ようやく分かってくることがある。現地でのホームステイを3ヶ月以上はいることを心がけています」と海外でプレーする楽しみを語る。

同じルールの野球が、国によって異なること

どの国でプレーしても野球のルールは同じだが、野球への姿勢や練習内容は異なるという。「日本は練習量そのものが多いし、全体練習も長い。基本練習に時間をかけて全体練習が終わった後に個人練習をする。それが当たり前で育ったのですが、海外に出ると違う。どこでメリハリをつけて、いつオフがあるんだ、という印象になる。やらないと不安で、やることによって、メンタルを整えている感じですね。ただ、怖いからやる、という環境が続くと、意見が言えなかったり、考えてプレーできなかったり、受け身の選手になってしまうというデメリットがあると思います」

「一方、アメリカでは、チーム練習は見せる場、アピールの場所だったんです。チーム練習で足りない分は、個人で補う。その個人練習も、何のためのどんな練習がしたいといった意見を言わないと、チームメイトやコーチから歩み寄ってくれることはない。私は自分の気持ちを出さないタイプだったので、海外ではいまだに苦労しますね」と練習への考え方の違いを語る。

ドミニカでのプレー

野球とソフトボールを世界各国でプレーしてきた合田選手は、ドミニカ共和国で初めて同じシーズンに両方の競技をプレーすることに。「それまでは、野球のシーズンは野球だけ、ソフトボールの時もそうだったんですが、ドミニカで初めて平日にソフトボールをして、週末には野球をプレーすることになりました」と振り返る。

「私は外野手なので距離感に戸惑いましたね。ソフトボールは黄色なので、見えやすいんですが、野球はボールが汚れていて見えにくい。一歩目の判断が鈍るんですね。あと、グラウンドに生えた草に足下を取られるんです。でも、ドミニカ人の選手は、どういうボールにも反応できる。素手でも取る。反応が違いましたね」

「あと、日本だと信じられないことですが、ドミニカでは、グラウンドやベンチがゴミだらけだったんです。きれいにして、整えてからスタートしたいという気持ちで、少し早く行って、練習の前に掃除を始めました。これも文化の違いですよね。しばらくしてから、監督がメンバーに向かって、『智子が一人でしていることは、アスリートとして持つべきものではないか』って言ってくれて。その後、自分たちのベンチの近くはきれいになりましたね」と笑う。

日本と海外を繋いでいく

合田選手は、今年40才になる。「『結婚や子どもはどうするの?』って言われてきましたけど、日本って女性が世に出にくい社会だと感じます。でも、これは自分が選んだ道。自分の人生は自分で切り開くものだと思っていますし、何かを犠牲にしないと得られないものもあると感じています」と語る。

2019年3月、プレーしていたニュージーランドでテロが起き、51人が死亡した。「その後の試合では黙とうをささげ、スポーツを通しての、スポーツができる平和を強く感じました。政治的な問題が取りざたされる日韓だって、選手同士はリスペクトしています。LOVE & PEACEって、スポーツそのもの。スポーツは最強だと思います」

「これから先、スポーツで国と国、人と人が繋がることが増えていくと思うんです。私はこれまでプレーだけしてきましたが、最近ではニュージーランドで女子クリケット代表のセッションのお手伝いをしたり、違う世界も見て、学んでいきたいですし、日本と海外を繋ぐ立場になれるのでは、と思っています」と今後についても教えてくれた。

PROFILE 合田 智子 Tomoko Goda

1980年7月26日生まれ 茨城県出身
小学3年時より野球をはじめ、中学からはソフトボール部に所属。高校卒業後、岩手東芝エレクトロニクスでソフトボールをプレー。引退後はスキーのインストラクターなどを務めていたが、2010年から始まった女子プロ野球に参加し、現役復帰。その後は、海外で野球、ソフトボールのプレーを続けている。

合田智子の公式サイト

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